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FTP通信設立
ftplibからFTPをインポートし、FTPオブジェクトを生成することで通信を設立する。オブジェクト生成時にホスト名、ユーザー名、パスワード、タイムアウト時間を設定できる。その後、loginメソッドでログインする。
from ftplib import FTP ftp = FTP( #FTP通信用オブジェクト生成 host="198.123.456", #ホスト名(IPアドレス)の設定 user='USER_NAME', #ユーザー名の設定 passwd='PASS', #パスワードの設定 timeout=5, #timeout ) ftp.login() #ログイン
フォルダ・ファイルの操作
基本的なフォルダ・ファイルの操作方法を以下に示す。
動作 | コマンド | カレントディレクトを変更 | ftp.cwd(path) |
---|---|
ファイル・フォルダ名一覧を取得 | ftp.nlst(path) |
ファイルを削除 | ftp.delete(path) |
ディレクトリ作成 | ftp.mkd(path) |
ディレクトリを削除 | ftp.rmd(path) |
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ファイルをダウンロード
テキストファイルの場合はretrlinesメソッドを、バイナリファイルの場合はretrbinaryメソッドを使用してファイルをダウンロードすることができる。
テキストファイルの場合
FTP内のfilename.txt
をダウンロードし、download.txt
として保存する例を示す。
#テキストデータのダウンロード with open("download.txt", "w") as f: ftp.retrlines("filename.txt", f.write)
バイナリファイルの場合
FTP内のバイナリデータをダウンロードし、save_filename
として保存する例を示す。
#バイナリデータのダウンロード with open(save_filename, "wb") as f: ftp.retrbinary("RETR %s" % filename, f.write)
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