filedialogはファイルダイアログを開いてユーザーにファイル選択をしてもらう際に使用するモジュールです。
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filedialogの使い方概要
filedialogモジュールのaskopenfilename
メソッドを用いファイルダイアログを表示し、選択したファイルのパスを取得する方法を紹介します。以下の例では、Buttonウィジェットクリック時にファイルダイアログを表示させ、選択したファイルのフルパスをMessageウィジェットに表示させています。
実行するとMessageとButtonウィジェットが表示され、Buttonをクリックするとファイルダイアログが出現してフォルダ内のtxtファイルが一覧表示されます。
ファイルを選択して開くボタンを押すと、選択したファイルのフルパスがMessageに表示されます。
この例では、Buttonクリック時に実行する関数内でfiledialogのaskopenfilename
メソッドを実行しています。title
とfiletypes
パラメータを設定することで、ダイアログのタイトル設定と選択できるファイルの限定(txtファイルのみ表示)を行っています。
その他、各種パラメータにより初期表示フォルダの設定や、複数のファイル選択にも対応しています。
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選択した画像ファイルを表示
ファイルパスの取得だけではなく、具体的な使用例として選択した画像ファイルをtkinter画面に表示させる例を示します。
How to show image selected by filedialog module
実行するとLabelとButtonが表示され、Buttonをクリックするとファイルダイアログが表示されます。ここでは、画像ファイルを選択してもらうためにファイル形式をpngとjpgに限定しています。
画像ファイルを選択して開くボタンを押すと、選択した画像がLabelに表示されます。
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filedialog(askopenfilename)のオプション
主なオプション | 動作 |
---|---|
title | ダイアログのタイトル設定 |
filetypes | 表示するファイル拡張子の指定 |
initialdir | 初期表示フォルダの設定 |
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