処理の進捗状況を可視化するためのProgressbarモジュールの概要と使い方をまとめました。 より実際的な使い方は、以下の記事を参照ください。
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Progressbarの概要
Progressbarには、処理が完了するタイミングが明確で、現在の進捗状況を示すために使用するdeterminate(確定的)
モードと、処理が完了するタイミングは不明だが、処理中であることを示すindeterminate(非確定的)
モードの2種類が準備されています。
Progressbarの使い方(確定的)
以下、Progressbarのdeterminate
モードを用いて、ボタンをクリック回数の進捗状況表示させる例を示します。
クリック回数上限を10回と設定し、Progressbarでクリック回数を可視化します。
上限が決まっているので、オブジェクト生成時にmodeオプションをdeterminate
と設定しています。
クリック回数をvariableを用いてプログレスバーに反映しています。
how to use progressbar (determinate)
実行するとプログレスバーとボタンが表示され、ボタンをクリックするとプログレスバーが進捗していき、10回クリックで最大となります。
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Progressbarの使い方(非確定的, indeterminate)
上限値が決定していない際に使用する、Progressbarのindeterminate
モードを用いた例を示します。
今度は、Progressbarオブジェクト生成時にmodeオプションをindeterminate
と設定しています。
how to use progressbar (indeterminate)
ボタンクリックでprogressbarのstartメソッドを実行することで、自動増加モードを開始させています。 もう一度ボタンをクリックするとstopメソッドが実行されてprogressbarがリセットされます。
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オプション・メソッド
主なオプション・メソッド | 動作 | mode | モード設定(determinate or indeterminate) |
---|---|
orient | 向き(horizontal or vertical) |
length | Progressbarの長さ |
value | 現在値 |
maximum | 最大値(デフォルトは100) |
variable | 現在値を格納する変数の設定(確定的モードの例を参照) |
.start(interval) | 自動増加モードを開始。intervalミリ秒ごとにvalueを増加させる。intervalはデフォルトで50。 |
.step(amount) | valueをamountの値だけ増加させる。デフォルトで1。 |
.stop() | 自動増加モードを終了 |
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