Checkbuttonはクリックしてチェックを入れることができるチェックボックスです。チェックの有無で動作やON/OFFを切り替える際に使用する汎用性の高いウィジェットです。
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他ウィジェットの有効・無効を切り替え
Checkbuttonを用いて他のウィジェット(ここではボタンウィジェット)を無効化する例を示します。
Checkbuttonのvariableオプションに変数(BooleanVar)を設定すると、チェック時にはTrue、解除時はFalseが変数に設定されるようになります。
そしてCheckbutton選択時に実行する関数をcommandオプションで設定しておき、その中でボタンウィジェットの状態をBooleanVar変数の値に基づいて設定するようにしています。
How to change widget's state with checkbutton
実行すると以下の様にCheckbuttonとButtonウィジェットが表示され、ボックスをクリックしてチェックを入れるとボタンが無効化されます。再度クリックしてチェックを解除するとボタンは有効化されてクリックできる状態に戻ります。
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選択した項目を取得
次に、複数のCheckButtonのうち、どれが選択されているか取得する方法を示します。ユーザーに選択肢を提示して、選択内容に応じで処理を変える際に使用します。
下の例では、Checkbuttonのvariableオプションに整数の変数(IntVar)を設定しています。そして、onvalueオプションの数値をそれぞれ1~3に設定することで、チェック時にそれらの値がIntVarに設定され、その値をラベルに表示させています。
How to obtain which checkbutton is selected
実行するとLabelと3個のCheckbuttonが表示され、ボックスをクリックしてチェックを入れるとその番号に応じた数値がラベルに表示されます。何も選択しない状態では、値は0になります。
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オプション・メソッド
主なオプション・メソッド | 動作 | background(bg) | 背景色(green, black, yellow, cyan, magenta, red, blue, white等) |
---|---|
borderwidth(bd) | 境界幅 |
relief | 縁の3D表示設定(flat, raised, sunken, groove, ridge) |
text | ボックス横に表示するテキストを設定 |
command | クリック時に実行する関数を設定 |
onvalue/offvalue | チェック時/解除時のvariable値を設定 デフォルトで1と0 |
variable | 現在値を格納するための変数を設定 |
.deselect() | チェック解除 |
.select() | チェックを入れる |
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